Hviland Limoges アビランド社 リモージュ焼き
Princess/プリンセスシリーズ プレート Sサイズ
フランスの高級食器、アビランド社のデザートにぴったりのお皿です。
優しいピンクの小さな花とベイビーブルーのリボンがあしらわれた、
「プリンセス」というとても人気のあるシリーズ。
金彩は入っておらず、お皿の縁に花かごを思わせるようなエンボスが施されています。
アビランドリモージュらしく、薄い陶磁器で、テーブルの雰囲気を柔らかく演出してくれます。
この小さめのプレートは、ブレッド&バタープレートと呼ばれており、欧米では、バンとバターをのせるお皿として使われているサイズのものです。
お茶やコーヒーと一緒にいただくスウィーツを盛るのにちょど良い大きさです。
左から3番めの画像は、大きさがわかりやすいように、カップ&ソーサーと並べてあります。
1946年〜1962年頃の間に作られたビンテージ品ですが、
状態は非常に良く、艶もあり模様も綺麗で、ヒビやカケなどのダメージもありません。
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メーカー:Haviland /アビランド
シリーズ:プリンセス
刻印:あり
素材:陶器
サイズ(cm):直径 16
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カップ&ソーサー、プレートSサイズ、サラダプレートを重ねたもの。
大きさの比較として参考にしてください。
サラダプレートとプレートSサイズを重ねたもの。
上にのっているのが、プレートSサイズです。
** アビランド リモージュについて **
アビランド社は焼き物の盛んなフランスはリモージュ地方の陶磁器に魅せられたアメリカの商家アビランド一族が1841年にフランスへ進出、製造工房を開いてアメリカへ輸出を始めたのが始まりと言われています。アビランド一族の会社には他に、セオドア アビランド、チャールズ アビランドなどがあり、どの工房のものも高品質の陶磁器を送り出していました。その品質の高さから大好評となり、リンカーン大統領もアビランドの食器を揃えて使用していたという逸話もあります。アメリカの上流家庭にも広く浸透し、現在でも良質のアンティークが数多く残されています。
アメリカのアンティークショップで見かける高級食器はイギリスのものが多いですが、フランスのものといえばアビランド一族のリモージュ焼きが主流で、その扱いも格別。アメリカではこれまでもアンティーク収集家によるブームが何度か起きていましたが、現在も幾度目かの収集ブームのまっただ中。価格が高騰し、品薄の状態が続いています。
アビランドリモージュの魅力は、薄く固く焼かれた白磁の地の美しさと儚さ、そして、丁寧に一つ一つ職人の手によってプリントされたボタニカル模様の味わい、上品に施されたマットな質感の金彩でしょうか。バラの花のモチーフが多いですが、パステル調のピンクやブルーの色合いは限りなく優しく自然な輝きを発しています。花びらや枝葉の陰影が肉眼では確認できないほど細やかな部分まで再現されています。同じシリーズでも一つ一つ僅かに模様や位置が違っていて、それを発見するのも楽しみの一つ。花模様の陶器はいくらでもありますが、リモージュの花は他の焼き物とはまったく違う優しさがあり、遠目に見てもプロであればすぐに見分けることができます。一般の家庭で使われていたリモージュ焼きは、キラキラし過ぎない、渋く輝く金彩が施されていて、さりげない高級感を醸し出しています。この金彩は、時を経ても古びた感じがせず、使えば使うほどほどよく馴染んでいくようなゴールドで、アンティークとして楽しむのにぴったり。大切なお客様のおもてなしに、また、ほっと一息つくひとりだけの時間に、古いフランスの食器を是非どうぞ。
---*ご注文前にご確認ください*----
この商品は実際の暮らしの中で使用されていたヴィンテージ品です。経年による劣化や損傷などが、程度の差こそあれ必ずございます。古いものの風合いとしてご理解を頂いた上でご注文頂けますようお願い致します。商品説明でできるかぎり目立つ損傷を記載させて頂きますが、説明以外にも小さな傷や汚れがある場合がございます。状態に関して、より詳しくお知りになりたい場合は、ご注文前にメールにてお問い合わせください。