アメリカ マクベス・エヴァンス社のお皿です。
こちらは、「アメリカンスィートハート」というシリーズ。
美しい模様と緩やかな曲線のラインが魅力で
ビンテージ市場では、非常に人気の高いシリーズです。
マクベス・エヴァンス社のガラスはとても薄くて
花びらのような儚さ。
色は、桜色のようなピンクです。
ケーキなどをのせるのにピッタリのサイズです。
もともとは、パンとバターを乗せるお皿として使われていました。
「アメリカン・スイートハート」のシリーズが製造されていたのは、
わずか、1930年から1936年の6年間。
1920年代後半からの大恐慌時代、製造されていたガラスは
ディプレッショングラスとよばれます。
このお品も古いディプレッショングラスですが、
色も透明感も当時のまま状態良く保存されています。
多少小キズがみられますが、大きなダメージはありません。
表示価格は、お皿1枚のお値段です。
在庫は5枚あります。
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生産国:アメリカ
メーカー:McBeth Evans / マクベス エヴァンス
シリーズ:American sweetheart/アメリカン・スイートハート
刻印:なし
年代:1930年 ー 1936年
素材:ガラス
サイズ:直径 16 cm
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---*ご注文前にご確認ください*----
この商品は実際の暮らしの中で使用されていたヴィンテージ品です。経年による劣化や損傷などが、程度の差こそあれ必ずございます。古いものの風合いとしてご理解を頂いた上でご注文頂けますようお願い致します。商品説明でできるかぎり目立つ損傷を記載させて頂きますが、説明以外にも小さな傷や汚れがある場合がございます。状態に関して、より詳しくお知りになりたい場合は、ご注文前にメールにてお問い合わせください。
******** ディプレッション グラス とは ********
1920年代後半から多量に流通したプレスガラスは「ディプレッション グラス」と呼ばれています。時は世界恐慌(グレート ディプレッション)時代のまっただ中。大量生産できるようになったガラス製品を、大衆が簡単に手にできるようになった時代で、多くのプレスガラス製品が流通しました。小麦粉の中にオマケで入っていたり、ガソリンスタンドで配られたりもしたそうです。主要なガラス製造会社が製造したものだけでも1000種類以上の模様があり、色も透明の他ピンク、ブルー、ブリーン、イエローと様々。暗い時代の食卓に明るさをもたらしたと言われています。
高級なクリスタルガラスには見られない、製造時に入ったと思われる気泡や、わずかなゆがみが、古いガラスの良さを醸し出していて、その素朴なかわいらしさと自由で華やかなデザインに惹かれる人も多いディプレッショングラス。それぞれの模様に名前が付けられており、製造された年代などの詳細な記録が残されています。同一の模様を集めたり、同じ色で揃えたり。。。コレクター心をくすぐるアイテム。日本ではまだあまり知られていませんが、アメリカではビンテージコレクタブルの定番の一つとなっています。初期に作られたディプレッショングラスは、あと少しで100歳。本当のアンティークの仲間入りです。これからも大切に次の世代へ引き継いでゆきたいーそんな気持ちにさせてくれるディプレッションガラスを当店でもたくさんご紹介できたらと思っています。